のどの症状
急性咽喉頭炎、急性扁桃炎、扁桃周囲炎、扁桃周囲膿瘍
症状
のどの痛みが主症状です。
耳まで痛くなり、食事ができなかったり、息苦しくなったり、のどの痛みによりしゃべれなくなる時もあります。
主に、咽頭や喉頭が感染することによる炎症が原因です。
中でも口蓋扁桃に炎症のあるものを「急性扁桃炎」、炎症が口蓋扁桃周囲までおよんだものを「扁桃周囲炎」、口蓋扁桃周囲に炎症性の膿の袋を作ってしまったものを「扁桃周囲膿瘍」といいます。
治療
いずれも、咽頭の視診や内視鏡による診察にて鑑別できます。
早期には適切な抗生剤や消炎剤の内服にて改善が望めますが、治療は開始は早い方がいいです。
扁桃周囲膿瘍には穿刺や切開が必要となり、重症のものは点滴治療や入院治療が必要となります。
癌との鑑別も大切になります。
慢性咽喉頭炎・咽喉頭異常感
症状
のどのつまったような感じがでます。
食べ物が実際につまるような感じになる場合と、食べ物はつまらないけれど普段につまった感じがする場合があります。
治療
咽喉頭の視診と内視鏡による検査により診断をします。
治療は消炎剤や胃液の逆流による炎症を取り除くための胃酸を抑えるお薬を使用したり、安定剤や漢方を使用します。やはり癌との鑑別が重要です。
いびき・睡眠時無呼吸症候群
症状
・昼間の眠気や居眠り
・睡眠中に何度も目が覚める
・寝起きが悪い
・いくら眠っても眠い
・記憶力、集中力の低下
太っていたり、顎が小さかったり首が短くて太い人は要注意です。
治療
いずれも、咽頭の視診や内視鏡による診察にて鑑別できます。
早期には適切な抗生剤や消炎剤の内服にて改善が望めますが、治療は開始は早い方がいいです。
扁桃周囲膿瘍には穿刺や切開が必要となり、重症のものは点滴治療や入院治療が必要となります。
癌との鑑別も大切になります。